目指せ!GKメーカー Vol.010

怒濤の原型製作編


 第10章 シーガイアの逆襲!原型製作どん底編

う〜む、MAX渡辺氏(プロモデラーで、HobbyJapan誌上で「プラモ大好き」と いう入門講座を連載していた)の苦労が少しわかった気がする(笑)。私がHobb yJapan買いはじめた頃は、技法の名称は出て来てもやり方までは書かれないこと が多かったですから、今の人は恵まれてますねぇ。
(と書くとJijyのようだ(笑))

<蛇足>
私は「ドライブラシ」なる技のやり方がしばらくわからなくて悩んだ事が ある(笑)。

○工程

4、ディティールを作る

困った…さらに書くことがない(爆)。
しょうがないので、ちょっとしたテクニックなんぞについて書きます。

・剥がし技
これは私がスカートを作る時によく使う技です。まず、凸型を作ります。それに 剥がし剤(ワックス、メンタム等)を塗ります。それにエポパテ、ポリパテを盛 って、硬化したら剥がします。パーツを中空にしたい時や、薄くしたい時に有効 です。スカルピーで、これをやる場合はベビーパウダーでやってます。
(でも、スカルピーは薄い物にはあまり向かないと思う)

・スタンピング
怪獣のウロコやゴツゴツした皮膚を作る技です。やり方は簡単、型を作って粘土 表面に押しつけるだけです。で、この技の要点は、”何を型(スタンパ)にする か”です。HobbyJapanで紹介された例では、事務用の指サックの裏表をひっくり 返したものを、ヒキガエルみたいなでこぼこした皮膚を作るのに使ってました。 日頃からどれが何に使えそうか、考えておくと吉ですね。

・ボタン付け
これは私が開発したオリジナル技です(そんなおおげさなもんか?(笑))。ボ タンやリベットのような小さいものを貼りつけるのは、なかなか大変です。一般 には、パーツを針で刺して接着剤をつけ、模型に接着する、という手段が取られ ます。しかし、これだと小さいながらもパーツに穴があいてしまいます。そこで 登場するのが、「mrペタリ」。針の代わりに楊枝にmrペタリをつけた物を使 うのです。

とまあ、挙げていくときりが無いので、あとは各人”知恵と勇気”で補って下さ いませ(笑)。模型作りの良い所は、”素材・手段に囚われる必要がない”です から。


次回は「第11章 富良野からの手紙!原型製作脱出編」の予定です。



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