目指せ!GKメーカー Vol.006

怒濤の原型製作編


 第6章 シンメトリカルドッキング!接着剤+α編

ここでは、接着剤とその他よく使うもの等を紹介します。

○接着剤

・スチロール用接着剤
代表例「タミヤセメント」。原型製作にはいらんような気もするけど、私の場合 は治具(説明が思い付かん(爆)。補助するものと思って下さい)をプラ版で作 るし、スチレンボードの接着にも使います。さらに、これがあればプラモデルま で作れるという特典付き(本末転倒だぞ(笑))。

・瞬間接着剤
大抵、瞬着と呼びます。意外にも粘度によってかなりの種類に分けられるけど、 とりあえず低粘度とゼリー状があれば充分。硬化促進剤も併用すればbetter。
保存の際には、密閉容器に乾燥剤と一緒に入れるのが良い。普通は冷蔵庫に入れ るように言われるけど、出した時に露付きが起こるので私は勧めません。
剥がし剤も用意しておくと吉。

・エポキシ系接着剤
チューブ、若しくはピストン入りの2液混合型接着剤。一般に耐水、耐熱、耐薬 品性が高く、接着強度も強い。本来、ガレージキットのパーツ接着にはこれを使 うのが良い。硬化時間は5分〜24時間まで様々で長時間の物ほど強度が高い。
色は透明な黄色(無色、水色もある)なので、怪獣の目玉に使って電飾を施すと なかなか良い。


○接着補助道具

・ノズル
瞬着用の細いノズルの事。便利だけどすぐ詰まるので、たくさん買っておきまし ょう(笑)。

・輪ゴム、クリップ、セロテープ
要するに固定するもの。

・mrペタリ
粘土状の粘着剤。塗装時のパーツの固定から、簡易なマスキングまで、バリエー ション広い使い方が出来るので、見かけたら一箱買っておきましょう。たった28 0円ですから(笑)。
ちなみに以前は「ひっつき虫」を薦めてたんですが、残念ながら生産中止となっ たようです。

・細いピアノ線
瞬着ノズルの詰まりを取るのにあると吉。

・ビデオテープについてくるラベルの台紙
エポキシ接着剤やポリパテを混ぜるのに丁度良い。ただみたいなもんだし(笑)

・つまようじ
あれば、なんかに使えます(笑)。


○塗装補助道具

この前の塗装道具編で書き忘れた(爆)。

・かき混ぜ棒
塗料はかき混ぜてから使うんだけど、筆でやると泡が立つし、傷むので棒を用意 するべし。ホントはポリプロピレン製が良い。私が使ってるのは、ステンレス製 (タミヤ・調色スティック)だけど(笑)。

・スポイト
塗料に溶剤を加えて薄めるのに使用する。先端を火であぶって引き伸ばすと、細 ノズルになるので、これはこれで色々使える。私はそうした物を、瞬着の硬化促 進剤用に使ってます。

・マスキングテープ、マスキングゾル
色塗りのとき、色がついて欲しくない部分を隠すもの。テープはテープ(笑)、 ゾルは液体で乾くとゴム状になる。なお、古くなったテープは、模型表面に糊が 残る事があるので、けちけちせずに捨てる事。

・ウエス(ぼろ布)、ティッシュペーパー
大体なんに使うかわかるでしょ?(笑)。ぼろくなったTシャツやタオルをうま く使いましょう。

・ゴミ袋
これも色々使えます。私は広い面積をマスキングする場合、テープ、ゾルと共に スーパーの袋を使います。これなら、テープの接着面積が最小限で済みます。
(糊が模型表面に残ったり、テープ剥がしたときに一緒に塗料も剥げちゃう事が
 ままあるのよ)


次回は「第7章 東京大決戦!原型製作突入編」の予定です。


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