野球編2

仁川文鶴競技場14:00試合開始。
SKワイバンスVSサムスンライオンズ。
ここは、昨年オープンしたばかりの新しい球場。
というこですげえ綺麗。
(入場料は5000ウォン)
ロケーション的には千葉マリンスタジアムに近いかな。

4位のワイバンスはプレーオフ出場のためには、この位地から落ちるわけにはいかないし
1つでも3位ライオンズとの差をつめておきたい。

写真左は1塁側の内野席と外野席の際から。左はライトスタンド最前列から。
外野にはラッキーゾーンが設置されていてブルペンがある。
ワイバンス側のブルペンを、少年ワイバンス3人と張り付いて見ていたら、係員に注意されてしまった。
とにかく、風と天然芝の匂いが気持ちのいい球場だ。

1塁側内野自由席(4階席?)最前列だとこんな感じ。
おもいっきしズームでライオンズ側のベンチも撮れた。

今年からワイバンスでプレーする元カープのディアスと、
今シーズン後半ライオンズでレギュラーを掴んだ元タイガースのコ・ジヘン(高山智行)


この日はユニフォームイベントデーで、ファンから募集したスペシャルユニフォームを着て
選手たちもプレーした。
そのため、販売しているユニフォームもスペシャルヴァージョン。
50000ウォンは一度は躊躇したが、結局購入。
しかし、このイベント日本でもやればいいのに。
オールドユニフォームデーとかで、バファローズの3色ユニフォームとか観たいよな。

試合は2回までに3点を先制したライオンズが後半、急に崩れて逆転負け。7−4。
いい雰囲気の中での試合だった。

球場の柱に飾られていた、チャン・ミョンブ投手(言うまでもないが、元カープ福士敬章)の写真。
キャプションは「歴代シーズン最多勝(30勝)のチャン・ミョンブ投手(1983)」
俺が初めて関川夏央氏の「海峡を越えたホームラン」を読んでから18年。
もしもあの本の主人公が新浦壽夫(1984年からサムスンライオンズ)
なら俺は本を手に取らなかっただろうし、韓国と韓国野球へのスタンスももっと違っていたはずだ。
「カープの福士」が主人公だからこそ手にした本なのである。
写真にあるサムミスーパースターズはヒョンデユニコーンズになってるし
この当時、韓国を新しいプレーの場に選んだ選手たちもすでに第2の人生を歩んでいる。
でも俺はこういう形とはいえチャン・ミョンブに「会えた」のである。
しばらく、この写真に見入ってしまった。
18年経ってチャン・ミョンブに「会えた」事を噛みしめたのだ。
この写真を見たおじさんが「チャン・ミョンブ!」と言って去っていたので
”ノグリ”(韓国語で狸)チャン・ミョンブは特定の年代には大きな存在だったのかなと思う。


総合編2へ