1月2日 PART4:1ダースのライオン
新村を離れて市庁駅で1号線に乗り換えて、東大門駅へ。
駅の階段を上がり外に出ると店の入口にモニターが設置された怪しい店。
モニターに映し出されているのは競馬である。
(日本と同様ソジュ焼けしたおっちゃんが店の前に数名いた。)
2レースほど見物して歩を進める。
ここには玩具と文具の問屋街があって、玩具はここで買うことにしている。
東京の玩具問屋街である蔵前と比べると、狭いので密集感が大きい。
再訪してみたらソノコントイ専門の大きな問屋とか、オックスフォードのブロックを買った店
が無くなっていた。3往復ほど歩いて入る店を決める。
韓国版ゴライオン、韓国のヒーローであるゼンタフォース、ブロックの18点セット等を買い
会計をしようと思った刹那、俺の目に飛び込んできたのは、ビニールに詰め込まれたダース売りの
イエローライオンとブルーライオンだった。
両方買ってもよかったのだが、今回はイエローだけにした。
それ以外に、ノンキャラのBAT−BOTと韓国版飛影のスタンダード版?とガオキング。
最後にガオキングを買った店では「バースデープレゼント?」と聞かれたので「マイコレクション。」
と答えておいた。
さすがに重たいのでホテルに一度戻るとフロントにすごい物珍しい目で見られた。
これが1ダースのイエローライオン。引きと接写で見てもらおう。
これだけ揃ってなんと価格は*********ウォンなのだ。
まさか、21世紀になってこんなに大量のイエローライオンに会えるとはねえ.......
ホテルの室内でチルソンサイダーをグビッて英気を養った俺は、再び街へと繰り出す。
キーを預けがてら、フロントに「明日、金浦空港までタクシー予約したいんだが?」というと
さっきの荷物を見ていたフロントが「ジャンボタクシー呼びましょうか?」という。
聞いてみると料金は通常の模範タクシーと変わらない。
日本にもあるワンボックスタイプのタクシーだな。
「じゃあ11:00到着で。」というと「早いですね。」言われたので
「折角だからEマート見物して帰るわ。」
「変わってますねえ.......。」
俺は”ビジター人生”なので、現地と同化するのはイヤだが一般の
ツーリストと同じに見られるのはもっとイヤだ。
「変わってる」と言われたのは、誉め言葉と受け取っておく。
俺が最後に向かうスポットは南大門市場。
昨年売っていた野球帽を買い足すためだった。
しかし、店が発見できず残念ながら買い足しは出来なかった。
よく考えたら、お土産も買ってなかったのでここで調達。
「お兄さん革のコートいる?明日の夕方ホテルに持っていく。」という客引きがいたので
「その時間俺は飛行機の中だ。」といって断る。
ストラップの値段交渉が終わり、帰ろうとしたところに、日本人の親子連れが足を止めたので
「このストラップ、1シート10000ウォンでっせ。」と宣伝して帰る。
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