ソウルシネマ13:35上映開始「太極旗を翻して」
映画館に着いたら、もう予告が始まっていた。
この映画は”シュリ”で名を馳せた、カン・ジェギュ監督の最新作。
朝鮮戦争(韓国では韓国戦争またはユギオ争乱)に巻き込まれた兄弟の物語である。
俺たちの座ったシートは左右が軍人、前後が明らかに朝鮮戦争を経験している世代の
老夫婦が固めた。
つまり、ガムを噛みながら半笑いで観るような状況ではないと言うこと。
ちなみに日本公開時は「ブラザーフッド」となるので注意。
前回はホテルのフロントにカードを書いてもらって乗り切ったが、
映画のチケットを買うときは”○○(作品名)ハンジャン(1枚)ジュセヨ(下さい).だ。
チケットに書かれたスクリーンと、実際に上映するスクリーンが違う場合があるので注意。
ソウルシネマの場合1F席はアルファベット+数字、2F席はカナダラ+数字で席の指定をしている。
鐘路をゆっくりと明洞方面へと歩く。
歩いてみると結構近いのだ。
俺はほとんど明洞に行くことがないのだが、今回は泊まりがロッテホテルで至近
ということもあり、地下鉄に乗るときも明洞まで歩いて乗ったりした。
ただ、ミリオレにあるといわれいた斗山ベアーズのショップはみつからなかった。
日本人の高校生が修学旅行で訪れており、記念撮影をしていた。
君たちはこれからも定食旅行で満足していてくれ。
君たちは限られた時間で決められたスポットだけを歩けばいいのだ。と思う。
だって、じゃないと俺の漁場が荒らされるから。
間違っても、市庁舎や大学で1食済ますような日本人にはならないように。
それは俺が引き受ける。
ロッテ前の屋台でオデンとフランクフルト(フライド)を食べて部屋に戻る。
今度は、別働隊と合流して南大門市場へ。
相変わらず客引きが多い。
「お兄さんカバンいる?」「いらない。」「時計は?」「いらない」「女は?」「.......」
というやりとりが通りを歩いてる間中繰り返されるのだ。
厚かましい店だと「お兄さん、名刺だけ持っていって。」
と言って名刺を渡してくるのだが、貧相な(夏目理緒をケイバ印のモップで挟んだような顔)の
女がプリントされていて「なんやこの女?」と聞くと「¥15000」と言われる。
韓国海苔専門店の”ノリノリ天国”を始めいろんな店を見て回る。
途中でMが海苔の価格交渉を始めたので「コイツ尼から来てんねや、勉強したって。」と横やりを入れる。
別バージョンで「ワシら広島から来とるけェ、すこし負けェや。」というのも炸裂(失敗)
某コンビニがCMで使った通りの食堂に入り晩飯。
ここで、驚愕の料理に出会うことになる。